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Blog
2020/05/07 05:16
皆様いかがお過ごしでしょう??
コロナ以外の話で大いに盛り上がりたい。
ハグして、笑って、ランチに行ったり、おうちにみんなを招待したい。
そんな風に、思う日々。
現在Maktubでは、天然石の新作掲載を中止し、日本に在庫のあるDVDのみの販売となっています。
配送事務を担当している母は山奥に住んでいて、
元々外にほとんど出ないですが、
今は食品や必要なものは全て配達してもらい、
Maktubの商品発送も、DVDはほとんどが宅急便での配送の為、
集荷に来てもらい、可能な限り外に出ないで仕事が出来るようにしてもらっています。
普段から他の方の天然石ショップのサイトやインスタグラムはあまり見ないんですが、
天然石業界はコロナの影響ってどうなの?と聞かれるので、よく見てみたんですけど、
私の目線から見てなので、裏側では実際どうなのかわかりませんが、
今現段階では、コロナの影響をもろに受けている飲食業や、観光業とはうって変わって、
天然石業界は、普段通り、またはそれ以上のところも少なくないと感じました。
在庫を抱えている以上は販売すれば売れる事は売れると思いますし、
買い付けに行けずに困る業者も居れば、海外から送ってもらって入荷を途切らせずに販売を続けていける道もあると思います。
Maktubも、多少のリスクを抱えながらでも続けようと思えば続けられるのかもしれません。
だけど私がいままで通りを貫かないには理由があります。
それは、
今の時間を使って、生き方を変えていこうと違う道を耕し始めているからです。
この新型コロナウィルスが私に与えた影響は、
思う存分、
立ち止まってこれからの人生を考えるための時間でした。
実は、
先週、緊急手術を受けました。
心配をかけるだけと思ったので、公表しようかどうしようか考えに考えましたが、
私はなんでも話す人なので、パーソナルな事として受け止めるのではなく、
「こういうこともある」という客観的かつ、
私のターニングポイントとしてお話ししようと思います。
まだ全て完了したわけではないですが、
話せる段階までは来てるので、あまり心配はしないで下さいね。
経緯は、
ある日突然の、
待ちに待った奇跡の瞬間、
人生最高の喜び。
先月末、妊娠検査薬で陽性になり、泣いて喜んだのもつかの間、
3日後初めてのエコーで、子宮外妊娠が発覚、
このまま放っておくと、命に関わる事態なんだと知らされました。
すぐに薬物投与での処置を開始しましたが、
数値が悪く、そのまた3日後に緊急で手術が決まり、
その晩には開腹手術を終え、入院、そして今は自宅でリハビリ中です。
卵管破裂寸前の、ギリギリだったそうです。
今は、開腹手術だった為お腹に力が入らないので腰が悪くなってきてしまい、
歩行が思い通りに行きません。
でもしっかりリハビリすれば全然元に戻れると思うので、心配しないでくださいね。
私は、このことが起きて、
まず突然の出来事に、なんで私?なんで今?なんでダメなの?と悲しい感情ばかりに押しつぶされていました。
だけど、色々過ぎ去って、本当に沢山の人に、命も、心も救われたとても意味のある事だったんだと思いました。
時に突然の思いもしないタイミングで、ギフトは空から降り注ぎます。
今回の出来事も、本当は全部、贈り物だったということを、この太陽が教えてくれました。
私達の望んだ赤ちゃんは、ちゃんと私達のところにやってきてくれて、
母になる喜び、
父になる喜び、
家族を持つ事の奇跡を届けに来てくれたという事。
結婚して4年、
本当は心の中で諦めかけていたその大きな希望を、
忘れないでねと、言いに来てくれたのだと、しっかりとその希望を受け取りました。
「Maktub」の意味、「それはすでに書かれている。」
アルケミストを読んで出会った、私の生きる上でのまっすぐな指針となったこの言葉通り。
探すのをやめてはいけない。
いつだって誰にだって、どこにいたって、
夢を見るのをやめてはいけない。
どこかに辿り着くために生きているんじゃないっていう事。
日々の生活に希望を持ててないと感じたら、
しっかり足元を耕すことに集中して、
執着せず、
いろんな事に手を出していいと思う。
今この時蒔いたいろんな種のどれかが、
1年後、5年後、いや、10年後だっていい、
必ず芽を出し、葉を広げ、沢山の愛を浴び、花を咲かせて今よりも大きな大きな愛を放つ。
そう思います。
私がマクラメを始めた時がそうでした。
何かを始める事は時にとても難しい事であったりもするけれど、
花は必ずしもずっとは咲き続けない。
造花でもない限り。
時に休んで、また耕し、なんの種を植えるか、何の芽が出てくるのか、自分を信じて愛を注ぎ続ける事、
それが自分の未来を作っていくという事なんだと思います。
もちろん天然石も大好き、マクラメも大好き。
この2つの出会いが、今日の私を作ってくれた、最初は小さかった種だったけど、
愛情込めて育ててきた自信があるからこそ。
だからこそ、この土壌をもっともっと耕して、
未来をよりよくイメージして新しく出始めた小さな小さな芽を、
苗にし、育てる時間に「今」を生きようと思うのです。
このコロナの感染が、一刻も早く終息してほしい。
それはもちろん思います。
だけどね、
もし、
終わりが来るのを待ってしまっているとするならば、
それは本当にもったいない。
この時代も、ちゃんと生きれる。
ちゃんと前に進める。
元に戻った時の準備をするんじゃなくて、
今を生きよう。
誰かが何かを決定するんじゃない。
自分の生きたい未来、生きたい暮らしは、
元の世界に戻ろうが戻らなかろうが、
自分で描き、生きる世界が自分の世界だから。
未来がどうなろうと本当は知る必要もなければ、
コロナのことが起きる前だって、知り得なかった事であって、
いつだって未来は見えないし、
何が突然起こるかなんて誰にも予測できないんだから。
何とか助かった私の今日の命だって、明日風呂で転んで呆気なく死んでしまう事だってある。
Stay at home、ステイホームというと、
「stay」
つまりは留まる、止まる、そこから動くなと言われてるようでなんか前向きな気持ちになりづらいと思います。
だから、
「Do at home」
こんな風に思ったらどうでしょうか。
家でやろう。
そもそも家ってその人のその瞬間が具現化された空間だと思うんですね。
自分の気持ち次第で唯一自分の思い描く世界に変えられる部分でもあると思います。
自分の家に居たくて居たくてたまらなくなればなるほど、自分の事好きになります。
いやいや私アウトドア派だからって人もいるかもしれないけど、
自分をよく知り、何が、落ち着けて、くつろげて、ありのままで居られる空間なのか、
サイズは関係なく、しっかりと自分を知り、
自分にひとつも嘘つく事なく自分の空間を作り上げること。
これは人生の基盤作りにものすごく直結してると思います。
日々の暮らしを整える。は、自分を映した空間作りから。
この一年、消費社会についてや、脱プラスチックな暮らしについて、
そして、大地をベースとした生き方について色々考えてきて、私はどうやって暮らしていきたいのか?
これをめげずにずっと考え続けてきましたが、
「今あるもので豊かに暮らす」
これに落ち着いてます。
いつか捨てるものにお金を使わず、
何度でも何度でも使えるものや知識を大切にして、
自然の循環を壊さないよう、
自分で土や水に返せないものを選ばない事、
持っているものを丁寧に使い続ける事、ケアすることを怠らないこと、
物に対してだけでなく、上記のほとんどは、時間に対しても当てはまります。
今あるものを大切に生きれば、大切な事に時間を使えます。
失うことを恐れずに生きる事が出来ます。
新型コロナが流行する前は、消費社会から抜け出す事なんて結局無理だと思っていたし、
希望は希望でも、やっぱり心のどこかで資本主義がコントロールするこの社会からは逃れようがない、
生まれた時から決まってる誰にも課せられたルールみたいなことだと思っていたけど、
家という個人的な空間に、
資本主義や消費社会を持ち込むか持ち込まないかは自分次第なんじゃないかと思い始め、
案外この希望は現実化出来る事なんじゃないかと思い始めてます。
お金を使って誰かに何かをしてもらう世界は、終わりを迎えるわけじゃないけれど、
自分の主義で生きれる世界がある事に気づいた人は、
もう誰かの主義で生きる必要なく、
資本主義に苦しめられ、勝手に誰かが作り続けてる貧富の差も無くなって、
世界中の一人一人それぞれの豊かな暮らし方で幸せが満ち溢れる素敵な未来を私は想像する。
5月。
もっともっと、希望を持って、今を生きようと思います。
ご一緒にいかがでしょうか???
誰かに手を引かれて連れてかれる世界じゃなく、
あなたが本当に生きたい世界はどんな世界???