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2019/07/19 03:36
今日は、
先日のフランス、サンマリーショー のレポートをしたいと思います。
サンマリーミネラルショーは、聞いていた通り、
美しい山々に囲まれた、のどかで、可愛らしい小さな村で開催されていました。
THE のどか。でした。
その分行くのが結構面倒な立地なのですが、
それでもここに訪れる人達。
面白い人、興味深い人が、集まってます。
なんだかとても良いバイブスを初日から感じました。
私は、公式ホームページのアクセスマップを見て、
「セレスタ」と言う町からサンマリーまでバスが出てる事を知りました。
(周りにあまり行ったことがある人が居なかったのと、
今回私一人なので、レンタカーが出来ないので、バスルートを一生懸命探しました。)
ここへ行く前は、フランス、バスク地方を訪ねていたのですが、
予定では列車での移動を考えてましたが、
結構な時間がかかるようだったので、
飛行機で、バイヨンヌから、
最寄りの空港、
【ユーロエアポート バーゼル=ミュールーズ空港】
と言う、スイスとの国境をまたぐ、空港へ飛びました。
この空港スイス側に出る事もできるし、フランス側に出る事も出来る、ちょっと変わった空港でした。
スイス側も行ってみたいなーとちょっと悩んだのですが。。
そこからもちろんフランス側に出て、
鉄道駅行きのバスに乗って、
セレスタ行きの電車を探します。
なんと1時間に1本くらいしか無い急行列車が5分後には来るようで、
なんだかいい感じのラッキー具合にとても嬉しくなりました。
気温は何度あったか、
とにかく暑くて、普段メキシコでは乾燥した土地に住んでるので、
全然汗をかかないのですが、久しぶりに汗だく。
セレスタへは急行で20分くらいだったでしょうか。
普通列車には何度かしか乗ってないのですが、
長い車両な割に、人がガラガラでした。
節電の為か、空調ゼロのムワッとした空気。
なんだかフランスってこういうところが好きだなあと思いました。
駅に到着して、予約してあったAirbnbのお家へと向かいます。
この時でバックパックが13キロくらいだったんですが、
炎天下の下の13キロはかなりきつかったー。
10分くらい歩いて到着。
歩いてきたの?!と驚くオーナー。
連絡くれれば迎えに行ったわよー。ですって。
めちゃくちゃ良いオーナーさんと素敵な古い歴史を感じる木造建築のアパートメント。
3階の部屋まで上がるたびに、軋む階段の音が妙に気に入りました。
一体何年前に建てられた建物なのか、聞いてくれば良かった。
今回借りたのは、
1LDK的な広いフロアと、最上階なので、尖った屋根の内側だったので、天井が高くて開放的でした。
古い建物だけれど、、丁寧に掃除して、メンテナンスされていて、
フランスの田舎の方の家は可愛くてしょうがない。
可愛いからこそずっと大切にメンテナンスして、何年も何年も世代を超えて大切にされるんだろうなあ。
窓を開け、外を眺めると、隣の家の屋根が見えるのですが、
なんとコウノトリの巣が目の前に。
雛を温めるお母さんと、巣を守るお父さん。
家族の光景が実に美しかったです。
ここで4泊。
サンマリーショー への基点となります。
歩いてすぐのところに、
BIO(自然食品)のお店があり、
品揃えも豊富で、量り売り、プラスチックフリーの選択が出来たので、とても嬉しかったです。
結構小さな町でも今のところどこにでも必ず1件はBIOのお店があって、フランス素晴らしいなあと思います。
これから始まるショー期間は、お昼はどうしても外食になってしまうと思ったので、
夕飯は部屋で作れるように、食材を厳選。
そしてアルザス特産のBIOのワインとスパークリングワインが購入出来ました。
もし行かれる方居たら是非お勧めしたいお部屋なので情報必要な方はご相談くださいね*
準備万端。
サンマリーショー はツーソンショーのように長い期間開催はされず、
4日間という短い開催期間で、そのうち1日目、2日目がバイヤーズデーに設定されていました。
業者用のエントランス申し込みは公式ウェブサイトでも可能で、私は取得してあったので、
Eチケットを見せると、4日通しの人用の腕につける紐をキュッと締められ、期間中はずっと付けっぱなしになる感じでした。
会場はまだ始まったばかりでしたが、なんだか村のお祭りって感じで素敵な雰囲気。
かなりの気温もあって、クラクラしながらも、
休憩したり、屋内のエキシビジョンを見たりと、
のんびり鉱物を楽しめるショー会場でした。
ツーソンショーよりも鉱物を身近に、そして大地の産物として楽しめるイベントだなあと感じたのが大きかったです。
あまり商業的過ぎないというか。
ツーソンで会う業者さんも何人か見かけてお話しさせてもらったけれど、
みんなツーソンで会うときよりも、ホームだからか、生き生きしてる感。
会場内のそこら中に生ビールサーバーがあって、
みーんな木陰でビールを飲んだり、業者さんものーんびり。
すごく好きな空気感でした。
会場内で販売されてるドリンク類も、使い捨てではないリユースコップを使っていたり、
石屋さんも、ビニール袋を使うお店より、紙袋、新聞紙を使ってるお店が多く、気持ちよく買い物できました。
フランスは2016年に使い捨てプラスチック袋、(レジ袋)などを法律で廃止してる国なので、
ビニール袋も土に還る素材を使ってるようでした。
それでも海外から来た業者さんはもちろんビニールパケも使ってましたが、
石を買うとき、持って行った紙袋に入れてもらいながら、
地球の話になり、その人も同じようにプラスチック問題と向き合ってる方で、
良い方法を探していこうねと気持ちの良い意見交換が出来て、とても嬉しかったです。
会場の話に戻ると、
会場は、ミネラルエリアと、ジェムエリアに別れていて、歩いて全然移動できる距離なのですが、
こんなに可愛い乗り物が会場間を行き来してました。
奥の山の斜面には牛が放牧されていたり、
とにかく空気が良いし、人も流れも全てが穏やかで、
ミネラルショーでこんなにゆっくりのんびりした気持ちで石を選べたのって初めて、、、!と思ったりしました。
とはいえ元々そんなに買うつもりが無かったのですが。
家にまだ研磨用の原石は沢山あるし、
ヨーロッパ系の石をメインに見に来ていたというのも大いにあるとは思います。
時折目が合う、
暮らしの中に持って帰りたくなるような可愛いい「置物系鉱物」
フランスにいる間、ずっと考えていた今年の展示会のことと重ね合わせながら、
鉱物を身につける以外でも楽しんでもらいたいなぁとか、
今年のコンセプトに合った鉱物。
見て楽しんでもらえる鉱物達。
こういった子達を厳選して選んできました。
今年のMaktubの展示会で、皆様をお迎えしてくれる予定です^^
そちらについてはまた別の機会に詳細をご報告させて頂きますね!
今回のサンマリーショーで、一際目を引いたこちら!
鉱物お皿。
パライバクオーツやカバンサイト、デュモルチェライトを彷彿させる、天然石結晶のように広がる模様。
他にもフラワールチルや、スコレサイトのような模様の物など、可愛すぎて色々とセレクトしてきました。
陶器だから石より割れやすいのでとても悩みましたが、無事に持って帰ってくることができました*
ショップに掲載予定はありませんが、こちらも実物を展示会などでご覧頂けます。
パリの装飾美術館でももっと大きな壺や皿が展示販売されてたのですが、
まさかミネラルショーで作家さんに直接会えるなんて感激でした*
お家に天然石を飾ったりするときや、撮影小物にも使いやすそうです。
そして、今回の買い付けでやっと納得いくものがご紹介出来るだけの数をご用意出来た、
イタリア 地中海産赤珊瑚。
以前からアメリカのショーでお世話になっていた現地の赤珊瑚専門店さんなのですが、
フランス開催というだけあって、種類も豊富でした。
フランスで会えた事をとても喜んでくれ、
いつもよりかなりお買い得な買い付けが出来たのでした。
秋冬に向けて赤珊瑚のマクラメジュエリー制作はいかがでしょう???
どんな天然石と組み合わせるか、どこへ紐を絡ませていくか、
デザインを考えるだけでもワクワクするので、
私は赤珊瑚作品を作るのがとっても好きです。
赤珊瑚ってなんだか生きているようですよね。
うーんなんとも創作意欲が湧く赤!
今回はかなり自分の探究心でのみショーへ向かい、ショーを楽しませてもらったので、
アメリカ買い付けの時のように原石を何十キロも背負って帰ってくるなんてことはありませんでしたが、
本当に心から楽しく天然石の世界を覗かせてもらいました。
商売的に石を買い付けに行く方ではなく、純粋に天然石が好きでコレクションしてる方などは、
サンマリーショー の方が楽しめること間違いなしでした。
天然石を見て楽しませてくれるショー。
子供も大人もワクワクして、幸せな気持ち。
博物館を作りたい!そう思っていた数年前の忘れかけていた気持ちを思い出し、
なんだか帰ってきた今もとてもワクワクしています。
またいつかあきおくんと一緒に行きたいな。
最後に、サンマリーショーへ行かれる方は本当に暑いでの帽子や水筒を忘れないようにいく事をオススメします^^
サンマリーショー 2019のレポートでした*
今月末には赤珊瑚など、新作をウェブショップに掲載予定です。