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Blog
2019/03/03 00:58
世界一有名なファッションデザイナーの死を知った朝。
その訃報は10日も遅れて私にやってきた。
もっと早く知りたかった気もするけど、
気がつく事が出来なかった私の情報量のコントロールの仕方に見直しが必要なことも気がつけて良かった。
プロバイヤーとして尊敬するMOEMI SUGIMURAさんの最新ブログ記事を読んでいたら、
読んでない記事が他にも数個あるなと思ってまとめ読みさせてもらおうと一つ前の記事をクリックすると、
それはレジェンド、カール ラガーフェルドの死を知らせてくれた。
私がMaktubを立ち上げて2年目の頃出会った本、
「ココシャネルという生き方」
ココの生き方に激震と共感を大きく感じ、
そこから私は大きく変化していった。
生前のココについては諸説あるけれど、
彼女の生き方、考え方、ファッションに対して、自分に対しての信念の持ち方は、
私の核心に強く残ったのだった。
とはいえシャネル製品を買う形でファンになったのではなく、
シャネルというブランド、運営体系、そういった部分のファンとなった私は、
CHANELという会社の魅力にどんどん引き込まれてくのだった。
世界一有名なブランドには、
世界一有名になる理由がある。
初めてCHANELのジュエリー製品の作業工程を見た時は心が踊り狂った。
そしてアトリエ内で行われてる作業、
メゾンの内側に惚れたのでした。
職人たちが最高の仕事でカールのデザインを形にしていく。
最高に洗練された技の集大成が毎年のコレクション。
前にカールラガーフェルドのドキュメンタリーを見た時、
カールはアトリエのすべての職人を愛し愛されてる事がすぐに伝わってきた。
シャネルの為、カールの為、その気持ちでお針子の手は動き、
ファッション界を突き動かしてきた。
カールは死んでしまったけど、
CHANELは次の後継者デザイナーでもちろん続いていく。
だけど、今は、まだもう少し、カールラガーフェルドの築き上げ、貫いたシャネルの世界に思いを馳せていたい。
レジェンドが見せてくれた世界はそう簡単には引き継げるものではないし、
引き継ぐというより、
全く新しい時代の始まりなのかもしれない。
ファッション界の大きな時代の変化を
同じ時期に生きて体験出来るなんて幸せな事だ。
毎回どのショーも色んな方向性から見て好きなんだけど、
私が一番好きなコレクションはこのショー。
私の人生に大きな影響を与えてくれた偉大な人、ココ シャネルとカールラガーフェルドは、
これからもずーっと私の生き方に刻まれてく。
なんだかワクワクしてきましたよ。
さすが。
レジェンドの死は、
光が溢れ、
私を奮い立たせてくれる、希望の朝の始まりでした。